Linux Mint 19 (xfce) に Kindle for PC をインストールする 【update】
Mintの調子がすごく悪くなったので再インストールしました。
例のごとく、homeはそのままでシステムファイルのみです。これは楽だわ。Timeshiftかこのやり方で楽々リセットできます。
実は、Kindleの1.17でネットワークのエラーが表示されて使えなくなってしまいました。wineのバージョンを替えたりkindleのバージョンを替えたりど嵌りしてシステムが変な風になってしまい、面倒なので入れ直しとなりました。
バージョンは20から19.3にダウングレードしました。ネットの情報ですが、Mintの20以降はwine64を推しているらしく、32が使い難くなっているという噂ですので、支障がなければ19でも良いかなという判断です。確認していないので定かではありませんが、拘りはないのでこれで行きます。真相は、LiveUSBが19.3しかなかったからかも知れないです。
気を持ち直してKindleを入れ直しますが、問題点をおさらいします。
まず、先の記事で紹介した動作確認の取れている Kindal for PC 1.17.44183 はネットワークエラーで使えません。
他のバージョンではランタイムエラーでインストールに失敗します。
wineのバージョンを換えてみたりしましたが、どの組み合わせでも上手く行きませんでした。
ネットの情報では、同じようなトラブルの報告が多くあったのですが、どのフォーラムでも解決策は出ませんでした。
何となくの感じですが、mintやubuntuの20でトラブルが多いような気がしました。Linuxのupdate後に問題が発生したとの報告もあったので、Linuxの仕様が変更されたかバグの可能性もあると思います。
何れにしても今までのやり方では使えなさそうなので、他の方法を探して試してみました。
1.17のネットワークエラーは解決策が無さそうなので、ランタイムエラーの方を何とかしてみようと思います。
どうやらこれはwineのバグが原因のようです。別のディストリのフォーラムに解決策が出ていましたので試してみます。
ディレクトリを作成するだけで行けるそうです。
mkdir -p ${WINEPREFIX:-$HOME/.wine}/drive_c/users/$USER/AppData/Local/Amazon/Kindle
で、kindle for PC をインストールします。フォーラムでは1.30でも行けたそうなので、現在の最新版の1.31をインストールしてみましたが、エラーもなくインストールできました。長く苦しめられてきた現象でしたが、意外とあっさりと解決してたんですね。
wineのバージョンは4.0でした。最新のは確か6だったような気がしましたが、何故か4が入ってしまいました。コマンドは、sudo apt install --install-recommends winehq-stable だったけど、お薦めは4ということかな。単にPPAを設定していないだけかも。
ちなみに、wineは32bitの環境を作っておくのも忘れないように。
WINEARCH=win32 wineboot
序にwinetricksもインストールします。
sudo apt install winetricks
豆腐対策の代替えフォントのインストール。
winetricks fakejapanese_ipamona
以上です。