Ubuntu 16.04起動時のエラー Failed to start LSB: AppArmor initialization.

Ubuntu 16.04の起動画面はスプラッシュ表示ではなくてテキスト表示にしているのだが、赤文字で一瞬だけ流れるエラー表示「Failed to start LSB: AppArmor initialization」が、気になっていた。このエラー表示は毎回出るのだが、一瞬で画面が流れてしまって何て書いてあるのかすら分からなかったのだが、毎回少しづつ解読して「Failed to start LSB: AppArmor initialization」ということを突き止めた。logファイルも見てみたが分からなかったので・・・(汗)、原始的だけどしかたねーな。

LSBとはLeast Significant Bitの略で、二進数の最小の値のこと、十進数で言うと一の位にあたる。これがFailedしている。つまり、読み込みに失敗してしまいましたよ、ってこと。そのプログラムが、 AppArmorで初期化に失敗しましたよ、と言っている。毎回出るってことは、このプログラムに問題があるということだから、プログラムが壊れてるかも知れないという結論になった。

当然、それは一つの可能性であって、必ずしもそれが原因とは限らないが、一番最初に疑うポイントなのでセオリー通りに進めます。

解決策として、この問題の壊れてるかも知れないAppArmorを再インストールしてみたが・・・結果はダメでした。

sudo apt-get install --reinstall apparmor
sudo /etc/init.d/apparmor start

AppArmorを再スタートしてもエラーを返してくる。ググググ・・・

Screenshot from 2019-03-26 21-46-03

もう一つ方法があったのでそれを試してみた。

sudo apt-get install apparmor-easyprof-ubuntu
sudo /etc/init.d/apparmor start

今度は上手く行ったみたいだ。

Screenshot from 2019-03-26 21-46-51

AppArmorとは、Linux Security Modulesの一種で、各プログラムにセキュリティプロファイルを結びつけ、プログラムのできることに制限をかけるプログラムだそうです。このエラーが出ていても普通に使えていたので、気にしなければそれまでだが、気分的には気になるエラーが出なくなったので良かったです。