省エネPCを考える
以前からグズグズ考えているPC買い替えの件ですが、全然考えが纏まりません。
格安鯖を見つけたので迷いがあるのですが、今一つな物なので決め手に欠けています。一度整理してみます。一番のポイントはお金をかけない、性能は中の中から上くらい、ゲームはWar Thunderくらいしかしませんが、凝ると結構PCパワーが必要になるので、低画質で何とかプレイできる程度で良い、動画は観ます。
鼻毛が使えているので無理に買い換える必然性もなく、お金をかけずに遊べるなら検討してみても良いかな程度のものです。
まず、切っ掛けとなった富士通 PRIMERGY TX1310 M3 4GB CeleronG3930(2.90GHz) ディスクレスモデル（16,400円）をベースにしてみます。
上位モデルのPentiumG4560搭載品が41,000円ですが、CPUを単体で買って付け替えた場合だと＋12,000円なので、28,400円になります。上位モデルの方は、500GBのHDDも付いているのですが、HDDは載せ替え前提なので必要ないですし、オクで売っても500GBでは大した売値にならないので肥やしになる可能性も大です。なので、G4560モデルは候補から外れます。
因みに更に上のモデルのi3-7100仕様ですが、アマゾンでは65,000円もします。不思議な事に、Xeon E3-1225v6モデルは45,000円くらいです。販売店が違うのが理由ですが、サーバー機は取扱店が少ないので、店によって価格設定にバラつきがあります。投げ売り価格の時もありますが、ボッタクリ価格の時もあります。その辺りを注意しながら選びます。上記のXeon E3-1225v6は、CPU単体で買っても30,000円前後なので、電源やマザボ、ケース、メモリ込みの価格としてはお得感がありますね。
PRIMERGYのケースはサーバー用なので、開け閉めがワンタッチです。ケース横のレバーで開け閉めできます。HDDもスロットに差し込むだけで結線できてしまいます。全面のスロットもレバー操作で簡単に引き出せるので、入れ替えが楽です。サーバーケースならではの扱いやすさですが、メインPCとして使う前提なのと拡張性が低い点で、一度組んでしまうとそうそう中を弄る機会も無いのではないかと思うので微妙な感じです。
で、グラボのチョイスですが、補助電源が取れないので、補助電源が必要のない物、ケースのサイズが小さいので、大きさや長さに注意です。動作確認で挙がっているのがGTX1050、同じく1050Ti、GT710や1030、ASRock 560、570などですね。安いのはGT710で5,000円前後、性能の良いのはRX570です。RX570 4Gは15,000円前後しますが、バルク品で8Gのが12,000円くらいで買えます。これはかなりお得ですが、出力端子がDVI-Dが一つしかありません。私の場合はデュアルモニタなのでダメですね。残念です。
CPUがPentiumG4560、グラボがRX 570、この構成で、4万円～4万5千円ですね。性能は今一つなので全くお得感がないです。メモリを16G積むと5万5千円（以上）くらいになってしまいます。
ここから本題ですが、自作するとどうなるでしょうか？
まず、CPU（APU）を選びます。GPU内蔵でグラフィックス性能に定評のあるAMD Ryzen 5 2400G（i7-3770と同等）をチョイスしてみます。CPU、GPU共に性能も良いですし、価格もクーラー付きで15,000円前後とお手頃です。メリットはGPUが良いので、グラボなしの単体で行けるのではないかという点です。コスパ重視で行くならAthlon 200GE（6,000円前後）（PentiumG4560とライバル）でも良いかもです。
GPU内蔵に拘らなければ、圧倒的にハイコストパフォーマンスなRyzen 5 2600（i-5 8400とライバルであり、Ryzen 5 1600Xに匹敵する性能）が人気です。2400Gと比べ、倍以上の性能があるのに同じ価格帯の製品なんですね。スペックと価格（コスパ）を考えると無性に欲しくなりますが、今回はGPU内蔵が前提なので、泣く泣く候補から外します。(´；ω；`)
AMD対応のB350マザボで格安なのは6,500円くらいからです。安定を求めるなら10,000円クラスでしょうか。
ASRock AMD B350チップセット搭載 Micro ATX マザーボード AB350M-HDV 6,291円
ケースはピンキリで3,000円くらいからあります。電源は300Wくらいで4,000円くらい。他に何かないか探していたら、何と、300W電源付きケースで5,000円のを見つけました。
電源以外は付いていないので、純粋に電源とケースの価格です。安いケースと玄人志向の省エネ電源とかを組み合わせても6,500円以下で買えてしまうので迷いますね。安いケースのレビューからの情報ですが、ドライブベイがなく、HDDなどはケースに直付するようです。あと、画像ではファンが付いているように見えますが、付いているのかいないのかは不明です。質感は満足している人が多いので、安っぽさはなさそうです。
ここまでで、安いパーツの組み合わせで27,500円です。予算で削れるのはAPUです。Athlon 200GE（i7-5557Uと同等）は6,000円、Ryzen 3 2200G（i5-4590と同等）は11,000円ですので、17,500円か22,500円になります。アマゾン時価でザッと調べた価格なので、アマゾン以外のショップを物色すると若干変わってくると思います。
ちなみに、アマゾンの評価には注意して下さい。日本人を装って高評価を付けている何かが大量に涌いていることがあります（特に中華製品）。見分け方は、機械翻訳的な文章の不自然さや、ユーザーネームがフルネームだったり（多くの人は個人情報管理の観点からニックネームにすると思うのですが・・・）、その者の評価遍歴をチェックすると大体の正体が予想できると思います。なので、本当のユーザーの評価を厳選して参考とします。世の中ステマだらけですね。
ベイの数は、5.25インチｘ1、3.5インチｘ1、2.5インチｘ1です。3.5にHDDを入れて、2.5にSSDを入れると良んじゃないでしょうか。SSDは128GBで3,000円前後から買えます。グラボを付けないので不安もありますが、SSDで大幅なスピードアップが期待できます。
3万円台でワクワクなPCになりました。メモリを加えても4万5千円（以内）です。上記のPRIMERGY改と同じ価格帯になりましたが、こちらの方がスペック上は数ランク性能が上です（富士通は純正パーツですが、自作機は安物パーツで組み立てていますので、耐久性など細かな事は考慮していません）。重たいゲームをしないのであれば、Athlon 200GE仕様で3万5千円。200GEのグラフィックス性能はGT730程度ということなので今時のグリグリのゲームには向きませんが、価格的にすごく気になるので、予算が厳しければ選択肢に入ります。性能と価格の中取ってRyzen 3 2200G仕様で4万円です。グラフィックス性能はGTX1030に匹敵するそうなので、ゲームもストレスなくできそうです。
今の鼻毛の構成は、CPUがXeon X3440、グラボがGTX460（1G）、メモリ８Gですので、200GE仕様と比べると若干落ちるものの粗同程度の性能ということになります。鼻毛でWar Thunderをすると、低画質、ノーエフェクトならストレスなく遊べるので、どれを選んでもそれ以下にはならないということですね。
Ryzenはメモリ相性が難しいらしく、自作人の間では鬼門と呼ばれているので、動作報告などを調べて慎重に選びたいと思います。8Gx2=16Gを予定しています。一時期と比べてメモリの価格も随分と上がっているのですが、細かな事に拘らなければ1万円ちょいで調達できそうです。
CORSAIR DDR4-2666MHz デスクトップPC用 メモリモジュール VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キット CMK16GX4M2A2666C16 11,022円
プレビューの報告で、Ryzen 5 2400Gのグラフィックス性能はRX460くらいではないかということなので、GTX1050 2Gに匹敵する性能ということですね。ベンチ上のCPU性能は、Xeon E3-1225v6よりも100ポイント以上性能を上回っているので、コスパもとても良いと思います（Xeonで匹敵するのはE3-1230v3でしょうか）。（必要に迫られた）構成上、消費電力も少なくなるのでランニングコストも抑えられます。
Ryzen APUのベンチマークは多くの人が報告してくれているので、大体の感じはweb上で分かると思います。やはり1万円以上クラスの性能のグラボの設置を省けるのと、APU（CPU）価格がインテル製と比べても安いことでかなりの高コストパフォーマンスが見込めます。良いところも多いですが、デメリットはGPUもメインメモリを使うことです。使い方にもよりますが、ゲームを楽しみたいなら不足ないメモリを積んでおく必要があります。
GeForce GT1030 Core i3-8100 Ryzen 5 2400G Ryzen 3 2200G Core i5-8400
こんなのを考えているとすごく楽しいですね。考えるだけならお金もかからないし。ｗ
格安鯖を見つけたので迷いがあるのですが、今一つな物なので決め手に欠けています。一度整理してみます。一番のポイントはお金をかけない、性能は中の中から上くらい、ゲームはWar Thunderくらいしかしませんが、凝ると結構PCパワーが必要になるので、低画質で何とかプレイできる程度で良い、動画は観ます。
鼻毛が使えているので無理に買い換える必然性もなく、お金をかけずに遊べるなら検討してみても良いかな程度のものです。
まず、切っ掛けとなった富士通 PRIMERGY TX1310 M3 4GB CeleronG3930(2.90GHz) ディスクレスモデル（16,400円）をベースにしてみます。
上位モデルのPentiumG4560搭載品が41,000円ですが、CPUを単体で買って付け替えた場合だと＋12,000円なので、28,400円になります。上位モデルの方は、500GBのHDDも付いているのですが、HDDは載せ替え前提なので必要ないですし、オクで売っても500GBでは大した売値にならないので肥やしになる可能性も大です。なので、G4560モデルは候補から外れます。
因みに更に上のモデルのi3-7100仕様ですが、アマゾンでは65,000円もします。不思議な事に、Xeon E3-1225v6モデルは45,000円くらいです。販売店が違うのが理由ですが、サーバー機は取扱店が少ないので、店によって価格設定にバラつきがあります。投げ売り価格の時もありますが、ボッタクリ価格の時もあります。その辺りを注意しながら選びます。上記のXeon E3-1225v6は、CPU単体で買っても30,000円前後なので、電源やマザボ、ケース、メモリ込みの価格としてはお得感がありますね。
PRIMERGYのケースはサーバー用なので、開け閉めがワンタッチです。ケース横のレバーで開け閉めできます。HDDもスロットに差し込むだけで結線できてしまいます。全面のスロットもレバー操作で簡単に引き出せるので、入れ替えが楽です。サーバーケースならではの扱いやすさですが、メインPCとして使う前提なのと拡張性が低い点で、一度組んでしまうとそうそう中を弄る機会も無いのではないかと思うので微妙な感じです。
で、グラボのチョイスですが、補助電源が取れないので、補助電源が必要のない物、ケースのサイズが小さいので、大きさや長さに注意です。動作確認で挙がっているのがGTX1050、同じく1050Ti、GT710や1030、ASRock 560、570などですね。安いのはGT710で5,000円前後、性能の良いのはRX570です。RX570 4Gは15,000円前後しますが、バルク品で8Gのが12,000円くらいで買えます。これはかなりお得ですが、出力端子がDVI-Dが一つしかありません。私の場合はデュアルモニタなのでダメですね。残念です。
CPUがPentiumG4560、グラボがRX 570、この構成で、4万円～4万5千円ですね。性能は今一つなので全くお得感がないです。メモリを16G積むと5万5千円（以上）くらいになってしまいます。
ここから本題ですが、自作するとどうなるでしょうか？
まず、CPU（APU）を選びます。GPU内蔵でグラフィックス性能に定評のあるAMD Ryzen 5 2400G（i7-3770と同等）をチョイスしてみます。CPU、GPU共に性能も良いですし、価格もクーラー付きで15,000円前後とお手頃です。メリットはGPUが良いので、グラボなしの単体で行けるのではないかという点です。コスパ重視で行くならAthlon 200GE（6,000円前後）（PentiumG4560とライバル）でも良いかもです。
GPU内蔵に拘らなければ、圧倒的にハイコストパフォーマンスなRyzen 5 2600（i-5 8400とライバルであり、Ryzen 5 1600Xに匹敵する性能）が人気です。2400Gと比べ、倍以上の性能があるのに同じ価格帯の製品なんですね。スペックと価格（コスパ）を考えると無性に欲しくなりますが、今回はGPU内蔵が前提なので、泣く泣く候補から外します。(´；ω；`)
AMD対応のB350マザボで格安なのは6,500円くらいからです。安定を求めるなら10,000円クラスでしょうか。
ASRock AMD B350チップセット搭載 Micro ATX マザーボード AB350M-HDV 6,291円
ケースはピンキリで3,000円くらいからあります。電源は300Wくらいで4,000円くらい。他に何かないか探していたら、何と、300W電源付きケースで5,000円のを見つけました。
ここまでで、安いパーツの組み合わせで27,500円です。予算で削れるのはAPUです。Athlon 200GE（i7-5557Uと同等）は6,000円、Ryzen 3 2200G（i5-4590と同等）は11,000円ですので、17,500円か22,500円になります。アマゾン時価でザッと調べた価格なので、アマゾン以外のショップを物色すると若干変わってくると思います。
ちなみに、アマゾンの評価には注意して下さい。日本人を装って高評価を付けている何かが大量に涌いていることがあります（特に中華製品）。見分け方は、機械翻訳的な文章の不自然さや、ユーザーネームがフルネームだったり（多くの人は個人情報管理の観点からニックネームにすると思うのですが・・・）、その者の評価遍歴をチェックすると大体の正体が予想できると思います。なので、本当のユーザーの評価を厳選して参考とします。世の中ステマだらけですね。
ベイの数は、5.25インチｘ1、3.5インチｘ1、2.5インチｘ1です。3.5にHDDを入れて、2.5にSSDを入れると良んじゃないでしょうか。SSDは128GBで3,000円前後から買えます。グラボを付けないので不安もありますが、SSDで大幅なスピードアップが期待できます。
3万円台でワクワクなPCになりました。メモリを加えても4万5千円（以内）です。上記のPRIMERGY改と同じ価格帯になりましたが、こちらの方がスペック上は数ランク性能が上です（富士通は純正パーツですが、自作機は安物パーツで組み立てていますので、耐久性など細かな事は考慮していません）。重たいゲームをしないのであれば、Athlon 200GE仕様で3万5千円。200GEのグラフィックス性能はGT730程度ということなので今時のグリグリのゲームには向きませんが、価格的にすごく気になるので、予算が厳しければ選択肢に入ります。性能と価格の中取ってRyzen 3 2200G仕様で4万円です。グラフィックス性能はGTX1030に匹敵するそうなので、ゲームもストレスなくできそうです。
今の鼻毛の構成は、CPUがXeon X3440、グラボがGTX460（1G）、メモリ８Gですので、200GE仕様と比べると若干落ちるものの粗同程度の性能ということになります。鼻毛でWar Thunderをすると、低画質、ノーエフェクトならストレスなく遊べるので、どれを選んでもそれ以下にはならないということですね。
Ryzenはメモリ相性が難しいらしく、自作人の間では鬼門と呼ばれているので、動作報告などを調べて慎重に選びたいと思います。8Gx2=16Gを予定しています。一時期と比べてメモリの価格も随分と上がっているのですが、細かな事に拘らなければ1万円ちょいで調達できそうです。
CORSAIR DDR4-2666MHz デスクトップPC用 メモリモジュール VENGEANCE LPX Series 8GB×2枚キット CMK16GX4M2A2666C16 11,022円
Ryzen APUのベンチマークは多くの人が報告してくれているので、大体の感じはweb上で分かると思います。やはり1万円以上クラスの性能のグラボの設置を省けるのと、APU（CPU）価格がインテル製と比べても安いことでかなりの高コストパフォーマンスが見込めます。良いところも多いですが、デメリットはGPUもメインメモリを使うことです。使い方にもよりますが、ゲームを楽しみたいなら不足ないメモリを積んでおく必要があります。
GeForce GT1030 Core i3-8100 Ryzen 5 2400G Ryzen 3 2200G Core i5-8400
こんなのを考えているとすごく楽しいですね。考えるだけならお金もかからないし。ｗ
