快速ウェブブラウザの「VIVALDI」をUbuntuで使う

昨年の2月に「WEBブラウザ難民」と題して軽量ブラウザを模索する記事を書いた。
当時使っていたChromeChronium)はメモリを食い過ぎるので、もう少し同等の機能で軽量なブラウザがないかと探していたからだ。しかし、なかなか気に入ったブラウザが見つからずに諦めた経緯がある。その後は、FirefoxをメインにしてChromeをサブで使うという情けない使い方をしていたのだが、この二つに匹敵するブラウザが見つからないので仕方がない。途中、Operaなども使ったが、中途半端感が拭えず直ぐに使わなくなった。何と言っても強力なプラグイン群を持つ二大ブラウザには敵わないのだ。

今回は、先日のLIFEBOOKのセットアップ時にWindows用の軽いブラウザを探して「VIVALDI」と再会した。Operaの創設者の一人が荒廃の道を辿るOperaの方針に反発して、真のOperaを目指して開発したウェブブラウザらしい。
以前の記事でも触れたが、当時はVIVALDIに不具合があり使うのを諦めた。今回改めて使った感想は、不具合は解消され更に進化を遂げていて、まあ悪くない感じ。表示もメチャ速いしChromeのプラグインが使えるので、機能拡張も幅広くできる。Linuxでも使えるかと調べてみると、普通にLinux用もあったので、使わない手はない。

インストールしてセットアップ&環境整備してみた。マウスジェスチャーやページキャプチャーや表示の拡大縮小など必要な機能は標準で付いていて使いやすそうな感じだが、未だにFirefoxのScrapbookに匹敵する強力で使い勝手の良いScrapbookプラグインはない。これがないとFirefoxからは離れられない。現時点で一番近い方法は、少し面倒だがEvernoteOnenoteを利用するやり方だと思う。しかし、軽いことは軽いので、VIVALDIをメインで使ってFirefoxをサブで使ってみようと思う。プラグインが重複するChromeは暫くお休みで、この使い方に満足が行けば解雇とする。

ページの表示やリロードは、Firefoxと比べるとかなり速いですね。ブラウジングのストレスがある方は試す価値があると思います。