富士通「LIFEBOOK A561/D」にUbuntuを(1)

LIFEBOOK A561/DのHDDを250GBから500GBに乗せ換えました。
Linuxユーザーなら真っ先に考えるのは、先日のLifebookにLinuxを入れて使いたいでしょ。
WinndowsとUbuntuデュアルブート環境で使いたい。

数日Windows10を使って感じたのは、やっぱりWindowsは糞OSだということ。ゴソゴソと怪しげなサービスが動いていて動作が遅い。最悪なのは「コルタナさん」というホラー映画の主人公のような名前の怪しげなソフトウェアだ。どうやらマイクロソフトと情報のやり取りをしていたり、個人情報を集めたり、検索機能も備えていたりと面倒臭いソフトウェアらしい。アップルのSiriをパクってゴニョゴニョして作られたようだ。便利に使っている人もいるだろうが、私の場合はマイクもなければ頼る気もないので無用のサービスである。

2016年のオリバー・ストーン監督映画「スノーデン」(NSA、CIAの元局員がNSAによる個人情報収集の手口を暴露した事件を実話に基づき映画化した作品)を観た人なら尚更使う気がしないだろう。アメリカ政府は裁判では違法と判決が出たので建前上は中止したと言うが、恐らくそれはないだろうと多くの人は思っているでしょ。大手ソーシャルメディアやOS開発企業も協力していることも想像できるし。MS Windowsは世界中に莫大な数のユーザーがいて各国政府機関でも大勢の人が使っている現実を見れば、ここに仕込まない手はないでしょう。100%ではないけど、オープンソース以外は全く信用できない世の中ですね。

この「コルタナさん」、なんとシステムから削除できない。ウェブ上では、以前はできたような記事も見るが、現段階では削除できないように仕様変更されたらしい。一部の機能を無効にしたり非表示にはできるので、取り敢えずは非表示にして、少しでも動作を軽くしたい。

さて、Ubuntuを入れよう。と、14.04のリミックス64ビットをセット、インストールしようと作業を進めていたが、Ubuntuのインストール領域を作るためドライブCにパーティションを区切ろうとするも、Cドライブが丸ごと空き容量扱いのグレー表示になりデュアルブートのためのパーティション操作ができない。Ubuntuを入れるためにはCドライブ全域をフォーマットする必要がでてきた。Gpartedを起動して操作するも変なメッセージが出てきて同じくアウト。Windowsファイルシステムを読み込めないらしいのだが、不思議とファイルマネージャからはWindowsファイルを見ることができる。

Screenshot from 2017-02-03 03:03:08










Cドライブにそのままインストールすれば使えそうだが、Windowsが消えてしまうので困る。
ウェブで調べてみたが、これはメジャーな問題らしい。Windows7以降のWindows OSでは何やら不穏な雰囲気があるようだ。UEFIとかGPTとか聞き慣れないワードが出てくる。更に調べてみると、マイクロソフトの陰謀説まであった。マイクロソフトは各ベンダーにWindows OSしか入れることのできないPCを作らせているというのだ。詳しく知りたい人はウェブで調べて下さい。真偽の程は分からないけど、マイクロソフトならやりそうだなと思う所はあるな。w

キャプチャ













Windowsに戻って「高速スタートアップ」を無効にしたり、Cドライブを分割して試したが、やはり同じ結果になった。デュアルブートのためにはUbuntuUEFI環境で起動する必要があるらしいのだが、何をやってもUEFI環境でUbuntuを起動することができなかった(UbuntuUEFIに対応しているので、Ubuntuの問題ではなく、Lifebookの問題です)。その後も調べて色々試したが徒労に終わった。

ドライブを分割してパーティションを区切ってもインストールできないとなると、残された方法として別ドライブにインストールするのが早そうだが、ノートブックではHDDの増設ができない。古いPCなので、機体の横にPCカードスロットが付いていて、アダプタ経由でCFドライブを挿して使っているが、このCFの容量を増やしてそこに入れるか、小型SDカードリーダーとか小型USBメモリを使うか?

そもそも問題の本質が何なのか、私のショボい知識からは判断できないので、試してみることくらいしかできないが、そのうち再挑戦してみることにすることとして、今回は一応の失敗ということで退散!

来週には8GBのメモリが届くと思うので、少しは使えるようになるかな?