DELL SC440にPCI-E x16のグラボを付ける

Linuxネタが皆無なのでPCの改造ネタで。
以前に改造していたデルのSC440のグラボを取り替えることにした。
SC440のスロットはPCIが二つ、PCI-E x8が一つ、x4が一つ、x1が一つという構成。今どきのグラボはx16が普通だけどSC440では使えない。そこでカードを削ってx8かx4に挿すという荒業が必要になってくる。

早速、ヤフオクでグラボをゲット。動作報告もないので失敗するかも知れないし、古いPCなのでお金もかけたくないしで、NVIDIA GeForce GT430 1GB(GPUランキング543位)という補助電源の必要ない古いグラボをゲット。本当はGTX辺りを狙いたかったのだが、人気があって競り上がりやすいので、スペックダウンしてお手頃価格でゲットしました。送料込みで2000円弱なので、まあ良かったかな。

今まで使っていたのは、GeForce FX5200 128MB(GPUランキング1297位)なので、改造を考慮しても充分なスペックアップが期待できるはず。
今回は、x4スロット用に加工してみようと思います。端子の削リ方ですが、人によって様々です。左から3cmという人もいれば、右から数えて33番目から3つ分(33,32,31)の端子部分を切削という人もいる。どちらも同じ位置になるので好きな方で良いみたい。使う道具も人それぞれ。

私は、ほとんど使う機会のないホビールーターを持っているのでそれで削ることにしました。
使ってみて不思議だったのは、ほとんど削りカスがでません・・・何処に消えたの?細かな粒子になって空気中に拡散したのか?健康に悪そう・・・。

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加工は意外と簡単に出来たので取り付けまでは直ぐでした。ヒートシンクが上部のPCIスロットに干渉していますが、使う予定もないのでこのまま行きます。

取り付けてNVIDIAサイトからドライバをDLして入れたら完成です。
体感的には劇的な変化はなかったですが、気分的には速くなったと思いたいです。ちゃんとベンチマークを取ればハッキリと違いが分かるのでしょうが、面倒なので感覚判断です。

一連の改造でメモリはオーバースペックの8GB搭載(PCの仕様では最高4GB搭載可能となっているが、マザボの仕様では最高8GBまで搭載可能となって、BIOS上では8GBを認識している)だし、CPUはXeon X3210から最上位のCore2Quad Q6700に付け替えても大幅なスペックアップにはならないので、これでもう弄る所もないと判断して完成とします。改造費の総額は6000円弱くらいでした。トラブルもなく一発完璧動作で全て取り替えできたので良かったです。

古いPCですが、充分に楽しめました。ありがとう!SC440