WOT再インストール

表示不能になっていたWOT(Wold of Tanks)ですが、その間WT(WarThunder)のお世話になっていました。最初意味不明な感じで楽しく遊べなかったWTでしたが、ゲームを続けるうちに楽しくなってきました。

開発が進んで強戦車を手に入れてからは、ゲーム内容も若干変わり始めて、AI戦車(テツオとかのカタカナ名の戦車)も少なくなり、プレイヤーの下手上手がハッキリ別れ始めます。この辺りはWOTと同じですが、WTにはプレイヤーリストもなければ見方チームの構成も良く分からないという曖昧さです。下手糞チームなのかどうかはゲーム開始直後に大体わかります。とにかく溶けるのが早いです。WOT風にいうとトマトさんチームですね。開始早々チームの1/3くらい減っています。そんなチームではどんなに頑張っても勝てません。強戦車に載っていても多勢に無勢では瞑想タイムがあるので生き残るのは難しいと思います。その試合は諦めて次に期待しましょう。運が良ければ相手チームの生き残りがトマトということも偶にあるので、淡い期待を懐きましょう。

WTの利点として、他人のプレイに干渉しづらいので自分のプレイは自分で組み立てるという発想がでてきます。大切なことは、チームの誰もあてにならないということです。数台の敵相手に苦戦している中、近くに数台の見方が屯していても100%誰も助けてくれません。何をしているのか不明ですが、見える敵を避けて見えない敵と戦っているのだと思います。チームワークという観念が薄いので注意して下さい。

普通に考えて、こっちに注意を引き付けている間に敵の横や後ろに回り込めば全滅させられるような状況でも頑なにレミングスルールを守り通します(笑)。WOTに比べれば勝敗に対する拘りがないのかも知れませんが、攻めどき守りどきの状況判断の甘さは面白みに欠ける要素でもあります。見方チームが圧倒的に数で有利なのにキャンプしてレミングス負けする時も多いです。WOTに慣れている人なら???状態ですが、相対的なプレイヤーの気質なので仕方ないです。


Screenshot-War Thunder (OpenGL3, 64bit) - 戦闘中











リスポーンというルールから手持ちの数台の戦車を出動させることができるので、状況に応じて戦うことができます。敵に撃破されるか自爆すれば乗換えることができます。途中、戦車から戦闘機や爆撃機などの航空機にも載ることができるので、幅広く楽しめます。勝率もそれほど気にしなくていいので、よりプレイを楽しめます。

問題は、隠蔽率など細かな設定が曖昧でよく分からないので、プレイにパターンができてしまうことです。装甲の厚い中戦車や重戦車は良いですが、軽戦車や装甲の薄いTDになると一発で即死ですので積極的なプレイができません。前線で隠れることができず、装甲も砲の貫通力も弱い戦車では遠くでキャンプするか前線に出て玉砕するかになってしまいます。WOTのように役割分担がハッキリとしないので、結果的にキャンパーの大量生産になってしまいます。キャンプは序盤には効果がありますが、終盤では効果がありません。囲まれてタコ殴りになるのが落ちですね。

良い例がこれです。で、まさかの逆転負けです。 珍しいことではないですが、幾つかの要因が重なり、このような展開になることも多々あります。

このTDはソ連のZIS-30です。以前に戦場で見たときに乗組員の仕草が面白かったので開発してみました。砲手のくるくるハンドルを回す姿が一生懸命で面白いです。砲はTDらしくそこそこ強力ですが装甲は紙なので撃たれたらお終いです。私も愚かでした・・・リー先生を瞑想タイムに誘った後に逃げれば良かったのですが、仕方ないですね。




基本的に自分で見えている敵には、自分も見えています。それでは、自分で見えていない敵には自分も見えていないのかといえばそうでも無いようで、先日のプレイで段差のある地形から敵に見つからないように回り込んだ時、道中こちらからは敵の姿が一切確認できなかったのに、見事待ち伏せされて一発で撃破されました。撃破された敵は側面と後方に弱点のあるTD(三凸)だったので、正面から攻めている敵に背を向けてこっち方向で構えているのは偶然ではないですね。慌てる様子もなく、一発で撃破は明らかに察知されていたと思います。
その辺りのパラメーターを調べてみましたが見つかりませんでしたので雰囲気でやるしかないです。

WOTでよく見る光景の軽戦車、中戦車が重戦車の攻撃を交わしながら周りを回って弱点を攻撃して撃破するようなこともしにくいです。唯一やろうと思えば、固定砲のTDに横付けぐらいでしょうか。基本、少しでも撃たれると瞑想タイムに入り、タコ殴りにあってお終いというパターンもお決まりですので、前線よりも遠くのキャンプに人気があります。WOTでも偶に見方の戦車を後ろから押し出して盾に使う下手糞がいますが、WTではそんな下手糞が結構いるので後ろにも注意して下さい。スコープモードで敵に集中していると押し出されているのに気付くのが遅れて、後ろに下がれず撃破されることが頻繁にあります。TDの時にこれをやられると結構辛いです。敵は見方にもいるということを覚えておいて下さい。

大量に生産されるキャンパー対策でしょうか?スコア的には突撃しないと良い点数が取れないことから、突進し合う占領予定地がメイン会場になりますが、このグダグダ感がペラペラな内容を誘います。強戦車や特徴的な戦車が一台残って無双するなんてことも少ないです。そんなゲームですが、やっていればそれなりに楽しめます。WOTとは違う楽しみ方ができるということですね。FPSシューティングゲームに近い楽しみ方になると思います。視点もクルー視点を選択できるので、戦略要素よりも撃ち合いを意識しているのかも知れません。

WOTから入ると陸軍(戦車戦)をメインに遊んでしまいますが、空軍(航空機)の空中戦も結構楽しいです。
Linuxネイテブのクライアントがあるので、面倒臭い設定などもなく軽い動作でプレイできるのも良いと思います。
画質良の設定では、PC改造後のFPSで60なので悪くないです。じゃあ、WOTではどうなのかと、再インストールして比べてみました。画質最低でFPS100前後、画質中で40くらいでした(MODなしです)。以前の環境では、画質最低で30行くか行かないかだったので、今回のPC改造でかなり改善しています。

WOTのインストールはお決まりのPOLからです。Wineバージョンは1.7.22です。途中、インストール画面が落ちてしまうので、設定のチェックを外してみたりしました。

2016_09-01_22:53:22













あっているかどうかは別としてインストール出来ましたが、今度はアップデートができないとエラーになってしまったので、先ほどチェックを外したアップデートを有効にしてインストールを完了させました。今回は何の設定もなく、素で遊べました。

2016_09-02_00:24:52














久し振りのWOTです。KV-1にて一戦しました。Tier下のゲームでしたが、一発で撃破されることもなく、やりやすかったです。連携プレイもできていて、前線でTier6と5の敵を相手に苦戦していても後方からTDの援護などがあり、結構持ちこたえることができました。一匹狼の野良戦とは違う雰囲気を思い出しました。

どちらのゲームもそれなりに面白いので、気分によって好きな方で楽しむのが良いですね。
WTについて気が付いたことを書きましたが、私も始めてから日が浅いので、気付かないもっと別の面があるかも知れません。比べて発見するのも楽しいかも。