PC改造は(粗)終了

約1ヶ月前から始まったPC改造計画ですが、トラブルもあったりしたので、目処の付いたこの辺で終了しようと思います。
ヨドバシ.comカラフルストアというネットショップからパーツが届き、取り付けを行いました。届いたのは、2chファンコントローラーPWM+ファンコン接続ケーブル、PCスピーカーです。PCスピーカーはついでに頼んだだけですが・・・。メインはJETARTのDT4100というファンコンです。これは珍しく昇圧式のファンコンで熱の発生が少ないものです。普通のファンコンは降圧式のものがほとんどで、ファンの回転を抑えるために電圧を下げるのですが、余剰になった電圧を熱に変換して放出してしまいます。ファンを絞ることで音は静かになりますが、それに伴いCPU温度も上がるため、できるだけ熱を持たないファンコンが欲しかったのです。昇圧式のファンコンは、ファンの回転を上げる時に昇圧するもので、装置自体の熱の発生を抑えます。しかし、このファンコンは3ピンのコネクタにしか対応しないため、別途4ピンも使える変換ケーブルが必要でした。PWM機能が必要なければ付属の3ピンコネクタのケーブルを加工すれば使えます。折角2チャンもあるので、排気ファンも繋げてみました。付属ケーブルのファン側のコネクタの端をピンに気をつけてニッパで切り取り、カッターで整形しました。3分もあればできます。
フロントファン(吸気)かリアファン(排気)か迷いましたが、このPCは床置きなのでフロントファンだと全開時に塵を引き込むと嫌なので、リアにしました。

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早速取り付けて爆音問題を解消しました。ケースを開けた状態で、CPUに多大な負荷の掛かるWarThunderをしてみました。ファンの回転を最小(50%)まで絞った状態では45~70℃、全開で35~60℃でした。絞った状態ではCPU温度として少し高めですが許容範囲なので良しとします。ファンコン装着前の爆音の時は35~60℃くらいでした。静音した状態でも十分な効果があると判断しました。ケースの蓋を閉めた状態では、+5℃程度上昇しました。

しばらくCPUの温度を監視していたいので、パネルに常駐するモニタを導入しました。メニューから起動するプログラムは幾つか入っているのですが、いちいちメニューからの起動は面倒だし、ウィンドウが邪魔になるので、コンパクトに温度だけ表示するプログラムがないか探してみました。

幾つかの候補(Linuxの場合、lm-sensorsのフロントエンドが主流)を試してみて、一番シックリきたのが「Hardware Sensors Indicator」でした。コンパクトで良いと思いす。インストールして起動するとパネルにアイコンが表示されるので、マウスクリックすると表示設定したものがポップアップで表示されます。ちょっとした合間に確認できるので使いやすそうです。

核となる温度監視プログラムの「lm-sensors」はすでに導入済みですので、このプログラムだけ入れます。

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インストールは端末からしました。

sudo add-apt-repository ppa:alexmurray/indicator-sensors
sudo apt-get update
sudo apt-get install indicator-sensors

ファンコントロールの匙加減が掴めるまで監視してみようと思います。
これで(粗)終了です。かかったコストは、Express5800は約10000円、SC440は約3000円でした。計画では、後Express5800はメモリ増量、SC440はグラボ取り替えでしたが、時間もかかっていますので道半ばで一旦終了しようと思います。

それにしてもヨドバシ早かったです。頼んだその日に届きました。それも送料無料で。