鼻毛鯖リターンズ

往生際が悪いのは性分。
もう一度CPUの付け外しにて動作をチェックすることにした。
前回、2スロットの動作を確認したG6950を装着すると、同じく2スロットだけ生きている。前回と違うのはスロットの番号・・・これは変だ。前回は1番、4番で今回は3番、4番。
変ではあるが、何となく何とかなりそうな予感がしてきた。その時々で認識するスロット番号が違うということは、スロットそのもと基板は生きている。やはりCPUピンの接触不良が原因の可能性が大きい。

X3440を装着する。CPUをソケットに載せる時に少し隙間が空いていて動くので、前回と違う方向へ寄せて装着した。Biosで確認すると、2番、4番が認識している。少し改善した。

ここで、押すか引くか迷うところだけど、大幅に改善したところで現状維持の決断。スロット番号がペアの組み合わせではないので、デュアルチャンネルではなくシングルチャンネルになってしまったが、8GB認識の成果は素晴らしい。効果の優越で言えば、デュアルチャンネル<メモリ容量増幅なので。
欲を出し更なる改善を期待して装着し直しをして、また4GBに戻る結果になってもガッカリしてしまうので、このまま使うことにした。

CPU交換のトラブル発生から今まで随分長く感じられるが、数日の出来事である。試行錯誤を繰り返し、ついに原因究明まで漕ぎ着けた。接触不良が原因なら接点復活剤を使えば良いような気がするが、CPUのような繊細な部品に使えるのだろうか?調べてみても試す人は少なそうである。もう少し安全そうなものはないかと調べてみると、ナノカーボンペンという接点改質剤を見つけた。

接点復活剤が接点の汚れや皮膜などを掃除して接触抵抗を減らすのに対して、ナノカーボン製品はナノサイズの粒子で接点の凹凸を埋めて平らにすることで接触障害を減らすものらしい。上手く行っても行かなくても、機器に対する悪影響はなさそうだな。特に虫眼鏡で見ても見えにくいような細かなCPUピン周りだと、接点復活剤のようなベタベタ(?)な液体は使いたくないのでナノカーボンで試すかな?

クーラーの爆音対策はファンコンで対応することにして、とりあえず現役続行策が整ったということですね。

CPU交換に際して用意した熱伝導グリスMX-4(4g)は、残りあと僅かになってしまった。4gもあるので余ったら勿体無いとか思っていたが、逆に足りなくなりそうな勢いで減っている。最初余裕を見せて無駄に使い過ぎたかな?どうか全て終わるまで足りてチョンマゲ。