ドツボからの脱出

ハマったドツボですが、一段落つきました。
まずは構想から・・・homeを2つのLinuxで共有してHDD容量を節約しようとしました。
Ubuntuの再インストールとhomeの別パーティションへの設置は前回までに終了していました。
Ubuntuのインストール中に表示されるインストール先を設定する画面で、/dev/sdc3/がUbuntuで、ext4ジャーナリングファイルシステムパーティションの初期化、マウントポイントが/(ファイルシステムのルートディレクトリ)。/dev/sdc4/がhomeで、ext4ジャーナリングファイルシステムパーティションの初期化なし、マウントポイントが/home。
画像は違いますが、こんな感じです。

Ubuntu_14_10_Install_CategoryUbuntu_14_10_Install_Partition






もう一つのLinuxは、Mint-Cinnamonで行こうと思い、/dev/sdc2/にインストールして、homeは/dev/sdc4/です。

Screenshot from 2016-02-23 21:49:20






インストールが終わって起動してみましたが、ブートメニューで選択してもPCが再起動してブートメニューに戻ってしまいます。やっぱりMintではダメなのかと思い、Ubuntuの同バージョンを入れてみました。しかし、同じくブートメニューから再起動してブート画面に戻ってしまいます。どうして?
その後、Grubのインストール先を他に変えてみたり、いろいろ試しましたが改善しません。こんなことは今まで無かったと思いますが、どうしたのでしょう?
ブートローダーで認識していないので手動で設定することにしました。webを調べて、チェーンブート方式(2段階ブート)するのが安全だというので、試してみることにしました。

手順は、LiveCDなどからGrub.cfgを編集します。しかし、Grub.cfgは直接編集は出来ませんので、編集したファイルを読み込ませるそうです。

sudo vim /etc/grub.d/40_custom

一番下の行に追加
menuentry "Ubuntu 14.04" {
set root='(hd0,2)'
chainloader +1
}

hdx.xとsdxの対応

sda1 ==>> hd0,1
sda2 ==>> hd0,2
sda3 ==>> hd0,3
sdb1 ==>> hd1,1
sdb2 ==>> hd1,2
sdc1 ==>> hd2,1
sdc3 ==>> hd2,3

編集が終わったら
grub_update

sudo update-grub2

なのですが、失敗するとGrubが壊れてOS起動ができなくなります。心の準備が必要なので、コーヒータイムを取ることにしました。コーヒーを飲みながら、始める前に一回Grub CustomizerでOSの検索をかけてみようと思いました。・・・ビンゴです。再読込すると見事認識しました。危ない橋を渡らずに済みました。

2nd LinuxUbuntuになってしまったので、Cinnamonデスクトップ環境を入れてMint化してみました。多少の不都合はありますが、homeの共有は出来ました。設定も引き継いでいますので、1st Ubuntと同じ環境で使えます。
ここまで、あまりに長い時間をかけてしまったので、もうどうでも良くなってしまいました。2nd Ubuntuを消してMintを入れ直しました。もう終了したかったのでhomeの共有はしませんでした。

疲れましたが、ファイルシステムとホームを別けるアイデアは良かったのでないかと思います。Ubuntuが不安定になっても気軽に入れ直しが出来ます。バックアップファイルからリストアするよりも早くて安心です。今回、短時間に集中して色々なことを試したので少し知識が増えました。

調べている最中に、軽いディストリの情報をゲットしたのですが、後回しにしている内に何処かへ行ってしまいました。再検索しましたが、もう見つかりません・・・。その代わり、デスクトップのメモリ使用量をまとめていた人がいたので貼っておきます。

cmp-all4








この表を見ると、Unityは鬼ですが、KDEはそれを上回っています。LXDEはバランス的に調度良いのでしょうかね。それ以上パフォーマンス重視になると多少の知識が必要になりそうな感じなので、GUI命のWindowsXPからの移行組では敷居が高そうです。てか、お手上げです。