ubuntuで青空文庫を読む

ネットで周波数を調べながらサーフィンしているうちに「霊界物語」という著作物を知った。
どこでどうなったのかは分からないけど、気の向くまま読み調べていくうちにオカルト分野に踏み入ってしまったようだ。「霊界物語」というのは、出口王仁三郎氏という宗教家が書いたもので、修行中にトリップした霊界での体験を綴った物語。35万年前の全世界を舞台にした神話らしい。詳しくは分からないが、著作権がフリーになっているとのことで、青空文庫化している。

早速読んでみようということでファイルをDLしたのだが、 ubuntuには青空文庫アプリがない?
ソフトウェアセンターには無かったのでネットで調べてみると、LinuxにはXJP2というソフトとaobookというソフトウェアがあるのがわかった。 
どっちにしようかと迷ったが、XJP2はインストールで問題がありそうな雰囲気だったので、ドツボ回避でaobookを入れることにした。
どちらを入れるにしてもdebファイルがないので、.tar.bz2ファイルをDLしてコンパイルする必要がある。
サイトに行ってファイルをダウンロード
ファイルを解凍して、readmeファイルを読み、必要なファイルを確認。

■ 各ディストリビューションでの必要なパッケージ
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※ バージョン名の部分は異なっている場合があります。
 
>> Debian/Ubuntu
 
  gcc make libX11-dev libXext-dev libfreetype6-dev libfontconfig1-dev
  zlib1g-dev libpng12-dev libjpeg-dev

とのことなので、端末を開いて不足しているプログラムをインストール。

$ sudo apt-get install gcc make libX11-dev libXext-dev libfreetype6-dev libfontconfig1-dev

ノーチラスでaobook-1.0.1フォルダーを選択して、右クリックから「端末の中に開く」でフォルダ内に移動。
コマンドラインで移動する場合は、$ cd aobook-1.0.0 で。

次にコンパイルしてインストールします。

$ ./configure
$ make
$ sudo make install

この3つの手順ですが、makeでエラーが出ました。

make: *** ターゲットが指定されておらず、makefile も見つかりません. 中止.

どゆこと?
./configureをチェックすると・・・jpeglib.hというファイルがないということなので、libjpeg-devもインストールします。

$ sudo apt-get install libjpeg-dev

全部そろったかな?
ビンゴ!・・・・・よしよし、makeしてinstallできました。

再起動するまではメニューやdashから呼び出せないので、$ aobookで起動。
DLしたテキストファイルを表示してみると、おお・・・縦読みの文庫本になりました。

 Screenshot from 2015-09-29 00:20:27














ま、そのうち気が向いたら読むことにします。




追記 2018.8.19
この記事を書いてから早3年、現在はdebファイルも用意されていたり、端末からもインストールできるようになったようです。

sudo apt update 
sudo apt install aobook