バックアップツール

ubuntuにはデフォでバックアップツールが入っている。
Deja Dupというソフトウェアを使って任意の場所にファイルをバックアップできる。
復元もクリック一発でOK。動作も早く使いやすいソフトウェアである。
スケジュールを設定しておくと、バックグラウンドで勝手にバックアップファイルを作ってくれるので楽ですね。

しかし、アクセス権でロックされているフォルダやファイルはバックアップできないのでエラーメッセージが出る。これはロックされているフォルダやファイルのアクセス権を変更するか、Dejaの方で無視するように設定するかで解決する。
バックアップファイルの容量も結構なボリュームなので、いらなさそうなファイルは無視してもらうことにした。

メニューから「無視するフォルダー」を選択して「+」ボタンを押してファルダを追加する。
homeフォルダが表示されるので、無視するフォルダを選択するのだが・・・隠しフォルダが表示されない。
表示させるボタンやメニューらしきものもない。どうすれば良いのだろうか?少し調べてみると、隠しフォルダの表示はショートカットキーでできるらしいことが分かった。
「Ctrl + H」で表示されました!次からは普通に隠しファイルも表示されてますね。

ubuntuの利点の一つは、システムに致命的な不具合が出た時に、OS入れ替えから元の環境に戻す手間が楽というのもある。ソフトウェアセンターからソフトウェアを入れているなら、またソフトウェアセンターから同じプログラムを導入すれば良い。ネットを徘徊して探しだす手間はいらないし、(個々のソフトウェアの)設定もhomeに保存されているので、そのままバックアップしたフォルダを差し替えれば元の状態に戻る。CUIを使えばバックアップリストを簡単に作れるので、半自動的にリストアすることも可能だ。

あらかじめリストをバックアップに保存しておく
$ apt-mark showauto > pkgs_auto.lst
$ apt-mark showmanual > pkgs_manual.lst
 
保存したリストで一括復元
$ sudo apt-mark auto $(cat pkgs_auto.lst)
$ sudo apt-mark manual $(cat pkgs_manual.lst)