オサレなシナモン

デスクトップをLXDEに換えてから一日経ちました。
良い感じのドックが見つからないのでデフォルトのパネルを追加表示して使うことにしました。
下側にメニューや開いているプログラムのウィンドウリストと時計、システムトレイなどを表示(クラッシックwindows形式)。左側に少し大きめにアイコンだけを表示したアプリケーションランチャー。右側に極小で開いているプログラムのアイコンだけを表示したウィンドウリスト。
3つのパネルを表示してマウスの動きができるだけ少なく済むようにカスタマイズしてみました。
最大で画面の上下左右の4つのパネルを設定できます。

やはりお手軽カスタマイズしてもLXDEはどこかやっぼったい雰囲気。
それじゃあ、シナモンはどうよ?ってことで試してみることに。
ソフトウェアセンターでは見つけられなかったので、端末からコマンドラインで導入。
バージョンは2.4。

$ sudo add-apt-repository ppa:tsvetko.tsvetkov/cinnamon
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install cinnamon

不安定番↓
$ sudo add-apt-repository ppa:gwendal-lebihan-dev/cinnamon-nightly
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install cinnamon

ログアウトして「Cinnamon」でログイン!
おおー、かっけー!ずいぶんと洗練された雰囲気。スッキリしているけど見た目も使い勝手もいい感じ。

しかし、(当然だが、LXDEより)ちょっともっさりと重いかな?テストがてら3Dオンラインゲームで比べてみよう。
Wine経由でMT4を起動してFXのチャートを表示、クソ重いFirefoxを表示、オンラインゲームをすると、fpsが20前後。fpsはFrame pre secondの略で、(動画表示時の)1秒あたりの画像表示枚数。この数字が大きくなると滑らかな動画になり、少ないとカクカク動画になる。回線の状態などあるので、この数値だけで正確に計ることは出来ませんが、現状での大雑把な画像処理能力は掴めます。かなりのPCパワーを必要とする3D画像(動画)ともなると、メモリ使用効率を大幅に改善しないと、非力なPCでは利用できません。

同じ条件だとUnityで、15fps前後なのでかなり改善されている感じ。

LXDEでは同じ条件でも30fps前後だからゲームをするならダントツで遊びやすいことになります。
さすがに10fpsを切ると紙芝居になってしまって遊べないので、Unityでは厳しいです。
オンラインゲームだから色々な要件が重なって環境が変わるのだけど、ショボいグラボ搭載の非力なPCでも3Dゲームがそこそこ快適に動くのはありがたいです。そんなわけで、LXDEに戻しました。

シナモンは、面白みに欠ける軽量デスクトップと重くもっさりしたUnityの中間ってことで、バランス的には良いのかも知れないですね。ちょっと気になるデスクトップです。ゲームに飽きたら試してみます。



いらなくなったら

sudo apt-get remove cinnamon
sudo apt-get autoremove