重くなったUbuntuを軽量化する
Ubuntuを使い始めて半年以上経過していますが、ところどころ細かな問題は出てくるもののweb上には参考になる情報が沢山あるので何とか乗り切ることができています。特にCUI関係の情報には助かっていますね。インターネットの普及する前のDOS時代では、分厚いリファレンスブック片手に四苦八苦していたのを思えば、ネットでちょこちょこっと調べれば即解決してしまうのは拝みたくなるほどありがたいです。さらにコピペするだけという手軽さ・・・GUIのアプリも充実しているし、CUIも強力で言うこと無しです。
ところが、少し前から妙に重たくなってきました。原因は不明です。
症状としては、プログラムがしばらく固まるとか、放っておいて他のことをしているといつの間にか動いていたりするから忙しくてアップアップしている感じです。調子に乗って色々なアプリをブチ込んだからか？アップデートのせいか？試行錯誤の末、この際デスクトップごと軽量化しちゃえ！という結論に達しました。
もともとUbuntuデフォルトのデスクトップはUnityという環境で、少しPCのパワーが必要（windowsXP機からの乗り換えでは重たいと感じるほど）なのですが、見やすく操作しやすいのでそのまま使っていま した。しかーし、一部のユーザーにはこのUnityの余計な機能や不安定さが不評であることも確かです。今は、不安定さはかなり改善されていると思いますが、余計な機能はかなりあると思います。
ほとんど使う機会はなかったですが、HUD（ヘッドアップディスプレイ）とか。
HUDは戦闘機などに使われている軍用技術で、戦闘中に必要な技術情報をパイロットに瞬時に提供してくれるという装置。これを真似て、ユーザーがやりたいことを入力するだけで、HUDがその方法を教えてくれるというもの。
慣れると使いやすいのかも知れないけど、そこまで使い込む気にはなれませんでした。その他にも地味にPCのパワーが必要とされる機能が付いているわけです。
軽量化を図る上では、その余計な機能を一つ一つ解除して行く方法もありますが、面倒臭いですし、システムが不安定になる可能性もあるので一気にデスクトップ環境ごと軽量化してしまいます。
これはLinuxの大きな特徴で、既に最適化された環境が用意されているのです。
後からデスクトップの導入も良いですが、快適に使うにはPCスペックに合わせて、更に最適化（特化した）されたディストリビューションをクリーンに導入するのも良いですね。シナモンやMATEを使いたいからMINTとか、LXDEを使いたいからLubuntuとか。後々を考え、そこそこユーザー数が多いディストリを選んでおけば情報に不自由することもないと思います。
Ubuntuにはいくつかのデスクトップ環境が用意されていて、自身の環境に合わせて選ぶことが出来ます。それらのデスクトップ環境は手軽にソフトウェアセンターやSynapticパッケージマネージャから導入できます。代表的なものは、Unity、gnome、KDE、Xfce、LXDEなどで、どれもそれぞれの特徴があります。今回は軽いと評判のLXDEを導入しましたが、他にもチョイスできるので、色々試してみるのも良いと思います。
デスクトップの切り替えはログイン画面から使いたいデスクトップにログインするだけなので、状況に応じてUnityに戻すことも出来ますし、他のデスクトップを追加導入して使うことも出来ます。
ソフトウェアセンターなどにない場合は、端末から導入します。
sudo apt-get autoremove
●KDE
sudo apt-get remove mate-*
LXDEはwindows（クラシックスタイル）に似た見た目と操作感です。PCパワーを必要とする視覚効果などは殆どないので、Unityと比べるとめちゃ軽いです。逆を言うと、実務的なそっけないPCになってしまいました。導入直後に直したところは、デュアルディスプレイの表示具合とパネル（タスクバー）のカスタマイズと壁紙、Cairo-dockが不安定なので非表示にした（Unityでは使いたいのでプログラムはそのまま）。まだ細かな使い勝手で気になるところはありますが、少しづつ直すことにします。あとは慣れですね。よさ気なドックが見つかれば、ちょっとつまらないデフォルトのパネル（windowsでいうタスクバー）から切り替えるんだけど・・・。
Linuxのデスクトップ環境は沢山あるので自分にあったディストリを探すのも楽しいかも知れません。デスクトップの切り替えは、ログアウトしてログイン画面にすると、メニューから選ぶことが出来ます。自動ログイン起動にしていると、次回起動した時も選んだデスクトップのまま起動するので、いちいち切り替える手間もありません。
ちょっと重要ですので書き足します。
色々と用意されているデスクトップ環境ですが、微妙にシステムを書き換えてしまう輩もあります。気にしなければ問題ないのですが、気になってしまう場合は茨の道が用意されています。調整や修復をしているうちにシステムが不安定になってしまったり、行き詰まったりします。知識のある人なら問題ないのですが、私のように全く知識のない者にはお手上げです。Ubuntuと比較的相性が良いのはLXDEでしょうか。軽量デスクトップなので、かなりのパフォーマンス改善が見込めると思います。試したいデスクトップ環境がある人は、いきなりメインUbuntuに導入する前に、別パーティションにインストールしたテスト用Ubuntuで試すか、LXDE環境（Lubuntu）のみの使用に限定するとかした方が良いと思います。私の環境では、MATE、KDE、Cinnamonあたりでトラブルが発生したこともあります。トラブルがない場合もあるので、その時の運もあるのかも知れませんｗ。足したり引いたりしているうちに、たまたまファイルの依存関係がｇｄｇｄになってしまいました。
φ(・ω・ )メモメモ
パネルの時刻表示のフォーマット
%A 金曜日 %a 金 %b 4月 %c 2013年4月12日 08時23分51秒 %d 12 %D 04/12/14 %F 2013-04-12 %G 2013 %m 04 %p 午前 %R 08:23 %r 午前08時23分51秒 %T 08:23:51 %x 2013年04月12日 %X 08時23分51秒 %Y 2013
%c (%A) 2013年4月12日 08時23分51秒 (金曜日)
A Memory Comparison of Light Linux Desktops
https://l3net.wordpress.com/2013/03/17/a-memory-comparison-of-light-linux-desktops/
ドツボからの脱出
http://blog.livedoor.jp/najas-hokkaido/archives/51913202.html
上記のグラフを見ると、LXDEの軽さが目立っていますが、私の環境ではデュアルディスプレーの設定が上手く行かなくなり、その次の候補のMATEに変更しました。パネルのカスタマイズなどをして自分好みにすると使いやすくなりました。そこそこ軽いので気に入っています。ドックはDockyにしました。なかなか良いです。
ところが、少し前から妙に重たくなってきました。原因は不明です。
症状としては、プログラムがしばらく固まるとか、放っておいて他のことをしているといつの間にか動いていたりするから忙しくてアップアップしている感じです。調子に乗って色々なアプリをブチ込んだからか？アップデートのせいか？試行錯誤の末、この際デスクトップごと軽量化しちゃえ！という結論に達しました。
もともとUbuntuデフォルトのデスクトップはUnityという環境で、少しPCのパワーが必要（windowsXP機からの乗り換えでは重たいと感じるほど）なのですが、見やすく操作しやすいのでそのまま使っていま した。しかーし、一部のユーザーにはこのUnityの余計な機能や不安定さが不評であることも確かです。今は、不安定さはかなり改善されていると思いますが、余計な機能はかなりあると思います。
ほとんど使う機会はなかったですが、HUD（ヘッドアップディスプレイ）とか。
HUDは戦闘機などに使われている軍用技術で、戦闘中に必要な技術情報をパイロットに瞬時に提供してくれるという装置。これを真似て、ユーザーがやりたいことを入力するだけで、HUDがその方法を教えてくれるというもの。
慣れると使いやすいのかも知れないけど、そこまで使い込む気にはなれませんでした。その他にも地味にPCのパワーが必要とされる機能が付いているわけです。
軽量化を図る上では、その余計な機能を一つ一つ解除して行く方法もありますが、面倒臭いですし、システムが不安定になる可能性もあるので一気にデスクトップ環境ごと軽量化してしまいます。
これはLinuxの大きな特徴で、既に最適化された環境が用意されているのです。
後からデスクトップの導入も良いですが、快適に使うにはPCスペックに合わせて、更に最適化（特化した）されたディストリビューションをクリーンに導入するのも良いですね。シナモンやMATEを使いたいからMINTとか、LXDEを使いたいからLubuntuとか。後々を考え、そこそこユーザー数が多いディストリを選んでおけば情報に不自由することもないと思います。
Ubuntuにはいくつかのデスクトップ環境が用意されていて、自身の環境に合わせて選ぶことが出来ます。それらのデスクトップ環境は手軽にソフトウェアセンターやSynapticパッケージマネージャから導入できます。代表的なものは、Unity、gnome、KDE、Xfce、LXDEなどで、どれもそれぞれの特徴があります。今回は軽いと評判のLXDEを導入しましたが、他にもチョイスできるので、色々試してみるのも良いと思います。
デスクトップの切り替えはログイン画面から使いたいデスクトップにログインするだけなので、状況に応じてUnityに戻すことも出来ますし、他のデスクトップを追加導入して使うことも出来ます。
ソフトウェアセンターなどにない場合は、端末から導入します。
●MATE
sudo apt-add-repository ppa:ubuntu-mate-dev/ppa
sudo apt-add-repository ppa:ubuntu-mate-dev/trusty-mate
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install mate-desktop-environment-core
sudo apt-get install mate-desktop-environment
sudo apt-get install mate-desktop-environment-extras
●Xfce
sudo apt-get update
sudo apt-get install xfce4
●KDE
sudo add-apt-repository ppa:kubuntu-ppa/backports
sudo apt-get update
sudo apt-get dist-upgrade
sudo apt-get install kubuntu-desktop
●Cinnamon
sudo add-apt-repository ppa:tsvetko.tsvetkov/cinnamon
sudo apt-get update
sudo apt-get install cinnamon
●LXDE
sudo apt-get remove hogesudo apt-get autoremove
●KDE
sudo apt-get remove kubuntu-desktop
sudo apt-get remove plasma*
sudo apt-get autoremove
●Mate
sudo apt-get install ppa-purge
●Mate
sudo apt-get install ppa-purge
sudo ppa-purge ppa:ubuntu-mate-dev/ppa
sudo ppa-purge ppa:ubuntu-mate-dev/trusty-mate
sudo apt-get remove mate-*
sudo apt-get autoremove
LXDEはwindows（クラシックスタイル）に似た見た目と操作感です。PCパワーを必要とする視覚効果などは殆どないので、Unityと比べるとめちゃ軽いです。逆を言うと、実務的なそっけないPCになってしまいました。導入直後に直したところは、デュアルディスプレイの表示具合とパネル（タスクバー）のカスタマイズと壁紙、Cairo-dockが不安定なので非表示にした（Unityでは使いたいのでプログラムはそのまま）。まだ細かな使い勝手で気になるところはありますが、少しづつ直すことにします。あとは慣れですね。よさ気なドックが見つかれば、ちょっとつまらないデフォルトのパネル（windowsでいうタスクバー）から切り替えるんだけど・・・。
Linuxのデスクトップ環境は沢山あるので自分にあったディストリを探すのも楽しいかも知れません。デスクトップの切り替えは、ログアウトしてログイン画面にすると、メニューから選ぶことが出来ます。自動ログイン起動にしていると、次回起動した時も選んだデスクトップのまま起動するので、いちいち切り替える手間もありません。
ちょっと重要ですので書き足します。
色々と用意されているデスクトップ環境ですが、微妙にシステムを書き換えてしまう輩もあります。気にしなければ問題ないのですが、気になってしまう場合は茨の道が用意されています。調整や修復をしているうちにシステムが不安定になってしまったり、行き詰まったりします。知識のある人なら問題ないのですが、私のように全く知識のない者にはお手上げです。Ubuntuと比較的相性が良いのはLXDEでしょうか。軽量デスクトップなので、かなりのパフォーマンス改善が見込めると思います。試したいデスクトップ環境がある人は、いきなりメインUbuntuに導入する前に、別パーティションにインストールしたテスト用Ubuntuで試すか、LXDE環境（Lubuntu）のみの使用に限定するとかした方が良いと思います。私の環境では、MATE、KDE、Cinnamonあたりでトラブルが発生したこともあります。トラブルがない場合もあるので、その時の運もあるのかも知れませんｗ。足したり引いたりしているうちに、たまたまファイルの依存関係がｇｄｇｄになってしまいました。
こうなると暫く遊べます・・・（負け惜しみ）。 (￣ー￣；
φ(・ω・ )メモメモ
パネルの時刻表示のフォーマット
%A 金曜日 %a 金 %b 4月 %c 2013年4月12日 08時23分51秒 %d 12 %D 04/12/14 %F 2013-04-12 %G 2013 %m 04 %p 午前 %R 08:23 %r 午前08時23分51秒 %T 08:23:51 %x 2013年04月12日 %X 08時23分51秒 %Y 2013
%c (%A) 2013年4月12日 08時23分51秒 (金曜日)
A Memory Comparison of Light Linux Desktops
https://l3net.wordpress.com/2013/03/17/a-memory-comparison-of-light-linux-desktops/
ドツボからの脱出
http://blog.livedoor.jp/najas-hokkaido/archives/51913202.html
上記のグラフを見ると、LXDEの軽さが目立っていますが、私の環境ではデュアルディスプレーの設定が上手く行かなくなり、その次の候補のMATEに変更しました。パネルのカスタマイズなどをして自分好みにすると使いやすくなりました。そこそこ軽いので気に入っています。ドックはDockyにしました。なかなか良いです。
