Ubuntuで動画編集

動画編集をする時に私が一番使いやすいと思うソフトウェアはマイクロソフトムービーメーカーだったりする。シンプルで必要な機能が付いていて感覚的に操作できるので使いやすい。例えるなら、机の上にパーツを並べて手元で組み立てているような手軽さがある。なので、簡単に動画を編集したい場合はよく使っていた。

しかし、当然ながらこれはWindows用のソフトウェアだ。Ubuntuでは使えない。Ubuntu上で使おうと色々試してみたが、使い勝手が良くないのでWindowsを起ち上げて使っていた。その他に市販のソフトウェア(名前を忘れた)も持っていたが、機能が多く重たいので出番が少なくなって、あまり使わなくなった。

Ubuntuにはソフトウェアセンターなどに幾つかの動画編集ソフトがある。以前に試した時は、バグがあったり使い勝手が良くなかったりして断念した。今はどうだろうか?と思って調べてみると、大分使いやすくなっている様子だったので2つ試してみた。

まずは定番の「Open Shot」。最初、ソフトウェアセンターから入れて使ってみたが、以前よりも安定している感じ。ビデオエフェクトを使いたい場合は、frei0r-pluginsパッケージをインストールする。
調べてみると、新しいバージョンが出ているようなので試してみることにした。サイトに行って最新のプログラムをダウンロードすると「OpenShot-vhoge.appimage」なる謎のファイルがダウンロードされた。これは何?
クリックして起ち上げようとすると「このファイルを扱うプログラムがない」と言われる。

Screenshot from 2017-09-21 12:18:59






調べてみると、これは実行ファイルらしいことがわかった。このファイル単体でプログラムが実行されるらしい。プロパティを開いて「プログラムとして実行」にチェックを入れると起動した。

Screenshot from 2017-09-21 12:17:44















このファイルをhomeに移して実行するとインストールされ、メニューに追加された。起ち上げると文字化けしている。設定から言語を「日本語」に替えても文字化けは直らなかった。

Screenshot from 2017-09-21 12:29:55













もう一つは「Shotcut」というソフトウェアで、圧縮ファイルをダウンロードして解凍すると実行ファイルが現れるので、クリックすると起ち上がった。思ったよりも軽いプログラムっぽい。しかし、エフェクトなどのメニューが見当たらず、ファイルの切り貼りくらいしかできない。方法はあるのだろうが、深入りせずにここまでとする。

Screenshot from 2017-09-21 12:36:53
















動画編集環境は以前と比べるとすごく進化している感じだ。これらのソフトウェアの洗練されたインターフェイスや機能は市販のプログラムと比べても遜色ないレベルで、これが無料で使えるソフトとは驚きである。

それと、最近はインストールしなくても使えるソフトウェアも増えたのだと実感した。動画編集とかPCのパワーをフル活用するようなソフトでさえインストール不要とは・・・。たいしたもんだ。

PS.Open Shotは後日起動したら文字化けが直っていた。言語を日本語に変えた時にプログラムを再起動しろとメッセージが出ていたので、プログラムを再起動して試していたが、システムの再起動で正常化したということだろうか?いずれにしてもキープしておこうと思っていたので助かりました。


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