GNOMEシェルを使ってみるテスト

数カ月前まで最強PCと豪語するほど快調だった鼻毛鯖(改)は、短い華の時を終えクソPCと成り下がっていた。
使用環境はUbuntu 14.04が二パターンとWindows7からアップグレードしたWindows10のトリプルブート環境。UbuntuはUnityとMATEで使用していた。MATEの調子が悪くなりUnityに戻し、Unitu二つ環境になった。
あれこれ弄って元MATEの調子が益々悪くなり、もう一つのUnityバージョンを使用する機会が多くなっていた。

鼻毛鯖(改)のクソPCぶりは、兎に角何をするにも待たされること。システム起動からアプリの起動まで、時間が掛かり過ぎる。最速PCだと思っていた時期が懐かしい・・・。クソPC化の原因はUbuntuのアップデートにあると思っていた。PCの買い替えも視野に入る中、出来ることとしてUbuntu17.04を入れてみようと思い、開発終了予定のUnityよりも次期デスクトップ環境のGnomeを使うことを前提に、Ubuntu-Gonomeを入れてみることにした。・・・・が、何故かインストール時に画面がブラックアウトする現象に見舞われ上手く行かない。バグか??と思い、17.04リミックス導入を試みるもこれも失敗。じゃあ、16.04を入れようとするが、インストールに時間が掛かり過ぎて普通ではない(1時間以上経っても進まない)。つまり、これも失敗・・・???以前は16.04はすんなりインストールできたから意味不明です。この一連のアクションでPCは益々gdgdになり、クソPC化が更に進みます。😥

しかし、ここまで来ると、クソPC化はUbuntuアップデートの問題ではないと気付く。BIOSを弄ってみたが改善せず。暫く調べてみて、どうやらクソPC化の原因はサムソンのHDDだと解明した。webで調べただけで直ぐに解明したので、有名な話だったらしい。情弱な私・・・。PCの不調とHDD入れ替えのタイミングが合致したので間違いないでしょう。サムソンなんかにしなきゃ良かった。安物買って人生の貴重な時間を無駄にしてしまいました。
今後は絶対に韓国製品を買いません😠キリッ。・・・できるだけそうしようと思います。

早速ファームウェアをアップデートしようとファイルをゲットして、DOS起動ディスクを作成するためトリプルブートのWindows10を起動したが、ファイルシステムが壊れたらしく起動不可になっていた。OSから幾つかの方法で修復を試みたが修復不能でした。Ubuntuのインストール失敗時にファイルシステムがgdgdになったからだと思う。Windowsの入れ直しはブートローダーの関係で面倒臭い。気力がある時に修復することにして、Virtual BoxのWindowsを起動してDOS起動ディスクを作成した。

ファームウェアのアップデートは凄く簡単で、DOSから.exeファイルを実行するだけ。Ubuntuに戻りディスクでHDD情報をチェックすると、ファームウェアのアップデートが確認できた。少しは改善したような気もするが、元がダメダメなので気休め程度です。ファームウェアで何とかなる問題では無いってことだね。買い替えを検討してみます。
今まで(3ヶ月以上)見当違いなことをしてドツボに嵌っていたんですね・・・悔しいです!

サムソン載せ替えから連続してトラブルに見舞われていますが、気を取り直して元MATEを16.04にアップグレードしました。デスクトップ環境をGnomeに代えてGnomeに慣れることにします。私は以前にGnome環境をインストールしているので、UnityからログアウトしてGnomeでログインします(クラシックじゃない方)。

10_UbuntuTheme_4













Gnomeシェルはソフトウェアセンターから導入できます。エクステンションとgnome-tweak-tool⁠も入れておくと便利です。

Gonome3の評判は悪いですが、私の環境では普通に使えます。Unityとは操作感が変わるので慣れが必要ですが、MATEと比べても特に嫌気が差すほど酷くはないです。それよりも拡張機能が面白いです。FirefoxChromeなどのwebブラウザ的です。詳しくは分かりませんが、構造的にもwebブラウザに近いらしく、JavaスクリプトCSSなどで設定するらしいです[参考サイト]。使ってみた感想としては、アクティビティメニューが使い難い気がする。しかし、以前からDockyとClassic Menu インジゲーターを使っているので問題無しです。グローバルメニュー?(パネル)のカスタマイズ方法が不明とか細かな使い勝手は違いますが、悶絶するほどの欠点はない様な気がします。暫く使ってみます。

ユーザー心理は分からないですが、Unity移行の時はUnity批判が多かったし、Gnome移行の時はGnome批判が多くなります。環境も違うので自分で確かめるしかないですね。Unityも初期の頃から比べると随分と改善されてきたと思いますが、Gnomeもユーザー数が増えると新たな進歩(迷走)があるかも知れませんね。Gnomeデスクトップ完全移行は17.10からですが、16.04LTSはUnityとして2020年まで使えます。しかし、公式的にはUnityの開発も終わってしまうので、次の流れが見えるまで柔軟に対処する必要があります。まあ、16.04のサポート終了までにGnomeも多少改善されると思いますので、時期を見て慣れておくと良いかも知れません。何時もの流れからUnity派生も出てくる予感もしますね。

コードネームが17.04のZesty Zapusで最後のアルファベットになってしまいましたが、次はAから始まるのでしょうかね?コードネームをまとめたサイトを見つけたのでリンクしますね。順番に見ていると、懐かしいUbuntuもありました。私が最初に触ったUbuntuは6.10のEdgy Eftからでしょうか。グリグリ3Dデスクトップ(Beryl)が使いたくて弄っていました。当時としては画期的なデスクトップでした。

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しかし、もの凄く不安定でソフトウェアも少なく、今ほど使いやすいOSではなかったです。マニア向けで何をするにもある程度の知識が必要でした。webの情報も無いに等しいくらいなので、掲示板のやり取りで問題を解決していました。メインのOSがWindows2000で凄く安定していたこともあり、何時の間にか使うことも無くなりました。

月日は流れ、再びUbuntuと(本格的に)再会するのは、(Windows XPのサポート終了を切っ掛けに)14.04からです。名前は同じUbuntuですが全くの別物ですね。使い勝手はWindowsと比べても遜色なく、CLIも強力だし、ソフトウェアも盛り沢山だし、企業の思惑に誘導されない公平さもあり、最高のOSに進化していました。

6.10か・・・なにもかもみな懐かしい・・・

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